THE BONZE くらぶ

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今すら好かれる気もないので。
杉若 恵亮 - 7月23日 0時24分 -

排他的に世の中や組織、様々な仕組み、歴史の流れを断罪する気はさらさらない。しかし真面目に取り組めば取り組むほど「不可解」「矛盾」「歪み」「理不尽」「空論」が透けて見えるのである。つまりそんなものは茶番劇なのである。

「不可解なこと」を「おかしい!」と指摘した奴が結局この世ははみ出していく、いや追い出されてしまう。そこには多勢に無勢という悲しき敗因と納得せざるを得ないのである。拙僧の心中には「己」はない。単純な回路として日本国内の仏教僧侶であり、しかもその落ちこぼれ弟子としてのアガキなのであろう自分なりの仏教活動をしているのである。
我が宗派の諸大徳、諸先輩方々が必ずというほど挨拶や法話等で「不自惜身命」とか「止暇断眠」とか「廣宣流布」とか「為宗為法」とか「異体同心」とか仰るので、小僧な拙僧はそれくらいなら実行出来るかなということから実践してみてるのだが、そう仰って煽られた諸先輩方々の8割は、本当にそんなこと思ってない人で構成されてるのである。マイノリティ残りの2割は「頭が下がる」根深い草の根活動を誰から評価されることもなく地道に着実に実践されている。本当に尊敬申し上げる次第である。
マイノリティな中でも拙僧のなかで心の第2の師匠と恐れ多くも勝手に崇拝申し上げてる大先輩であり、小僧時代からの指導教官でご指導賜った某師と先日一年ぶりに御一献の席に御同席願い、快諾の上ゆっくりとお食事しながらお話させて頂いた。師曰く
「お前が目指す活動したらええんや。」
茶番劇だらけの宗派活動にウンザリしていた拙僧に宗派にとらわれない活動を推進していただいたのはこの上ない悦びであった。
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